音響
…舞台上の音楽を流します。ミキサーとも呼ばれます。
1. 曲集め
・演者からBGMを集める。トラブル時のために曲は長めに(演技時間の1,5倍くらい)入れておいてもらうようにする。
・開演前、休憩中、終演後、必要ならばMC中の曲などの用意をする。(もしくは四役その他から受け取る)
2. BGMを流す
・赤羽会館の場合はカセットしか使えません。ただしMDデッキを持参すれば使えます。
・カセットはそれぞれ曲がすぐ流せるように頭だししておく。
・音量はリハーサル中にチェックしておいて演者名、備考などと共に表にしておく。フェードイン、アウト、カットイン、アウト、クロスフェード、曲チェン、曲ピタ(完パケ)など、必要事項を明記しておく。
・順番を間違えないよう、開演前にカセットを順番に並べておく。
・一人の演者で2曲使う場合は上下両方のデッキを使う。
・本番は、いつでもテープを巻き戻せるように自前のカセットデッキを1台持ってくる。
・音響の卓はマイクの音量も調節することになる。マイクの音量を下げるのを忘れると大変なことになるので要注意。
・マイクとデッキ1、デッキ2のレバーは離して配線してもらうように頼んでおく。
<語句説明>
フェードイン:徐々に(音や照明が)大きくなる演出効果
フェードアウト:徐々に(音や照明が)小さくなる演出効果
カットイン:頭から大きな音量や光量で出す演出効果
カットアウト:いきなりOFFする演出効果
クロスフェード:一方をフェードアウトしつつ他方をフェードインする演出効果
曲ピタ(完全パケット):演技終わりと同時に終わるBGM。
ミキサーキュー:曲、ピン、照明が同時に入る場合など音響がキューを出したほうがいいこともある。
※注意
・音響装置の詳しい使い方は事前に先輩や職員さんに聞いておきましょう。
・音響装置の主電源は切らないように
・練習に際して総指揮、演者、舞台監督と打ち合わせて、それぞれの支持にしたがって動くようにしましょう。
・音響ルームにはマイクがついている場合がおおく、インカム無しで下と連絡できます。リハ中でもいつも誰かがいるようにしましょう。
・もし音響ルームの近くにベルがあり、かつ2人以上いる場合は片方が演者の曲を流す人、片方がベルを鳴らす人とわけるとよいでしょう。